まいどおおきに、太助(くのいちの方)どす。

コロナの影響により、緊急事態宣言にて外出自粛が続く日本。

それよりも強い強制力を持って、外出を規制している世界の国々…

そんな中、地球環境への影響はどうなっているのでしょうか?

 

4/13付けのニューズウィーク日本版に

「コロナ後の地球をまた大気汚染まみれに戻していいのか」という記事が載ってました。

 

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/post-93120.php

 

●NASAの人工衛星の測定データによれば、

アメリカ北東部上空の大気に含まれる窒素酸化物は30%も減少した

 

●インド北部の大気汚染の指標もここ数十年で最も改善され、

30年ぶりにヒマラヤ山脈が見えた

 

(写真は2019年11/3のニューデリーの風景)

 

 

また、それ以外にもコロナ規制の影響により様々な変化が現れているようです。

 

ヴェネツィアの水路、水が透明に。新型ウイルスによる封鎖措置が影響か(BBC)

 

●ニューヨークでは上空の二酸化炭素量は5-10%減り、メタンも大きく減った(BBC)

 

●EUでは、フランス・イタリア・スペインなどが外出禁止を実施していますが、
45日間続いた場合、EU全体のCo2排出量は、1日あたり約58%減少するとの試算。
これは1年間の排出量の5%に相当(SIAパートナーズ(仏))

 

●中国での新型コロナウイルス対策で、1月下旬から湖北省武漢などを封鎖し
行動制限すると、大幅に大気汚染が減った(NASA)
フィンランドの研究機関(CREA)の発表では、中国のCo2排出量は、旧正月明けの2週間で少なくとも1億トン減少。
これは、昨年同期の世界の排出量の約6%に相当するそうです。
(写真は今年1月(左)・2月(右)の中国の大気汚染のグラフ)
これからも、こういった経済・人間活動の禁止や自粛による
環境への好影響の数値やニュースは、どんどん発表されると思われます。
とても複雑な心境ですが、私たちが今行っている「自粛」には、
こういったプラスの影響もあるんだと知ると、
少しでも、救われた気持ちになりませんか?
最後にフランシスコ教皇が、最近語られたという一言を。
「神は常に(人の過ちを)お許し下さるが、自然はけっして許さない」

ご依頼・ご質問など、お気軽にお問い合わせください。
リバティープロはあなたをお待ちしています。

問い合わせる