本当にあった怖い話 vol.1

どうも、福森です!今日は、タイトル通り本当にあった怖〜いお話、嘘のような本当の話。僕のことを知ってくれてる人が聞いたら、納得⁉︎のお話。お仕事の合間にでも、サクッと読んでやってくださいませ…
01.僕のこと覚えてますか?
入社したばかりのスタッフが電話をとった。
あの〜、堀さんって人から社長に電話ですけど...。
以前会ったことがあるそうですが...。
よくある営業電話、いつもは取次ぎを断るのですが、その日はなんとなく受話器を受け取りました。
か細い自信なさそうな声で。。。「実は僕、5年くらい前にフクモリさんと話したことがあって...」
ふむふむ
「同じ宮崎出身のフクモリさんが僕を勇気づけてくれたんです!あの時宮崎から出てきたばかりの僕を励ましてくれたから今の僕がいるんです」
んん?
「僕眉毛がすごく濃ゆいんです。多分会ったらわかります」
フクモリ「ごめん、ぜんっぜん覚えてないわ〜。けど、その濃ゆい眉毛見たら思い出すかもね。おいでよ」
いつかの堀くん「今偶然この近くを営業でまわっているんです!すぐに伺いますね♪」
ということで30分後...。
ピポピポピポ♪(内線呼び出し音)
きました!いつかの堀くん。
リバティープロの守護神、仏の美濃部「怪しいっすよ!俺、一回ヒアリングしましょうか?」
と頼もしい美濃部さん。今回は同郷の人だから大丈夫よ〜。
う〜ん。。。顔を見ても思い出せない。。。眉毛は確かに濃ゆい。。。
しかし全然おもいだせない。。。
「本当にご無沙汰しています〜!あの時お会いして以来です〜!」
5年前宮崎から出てきたばかりで、今の会社をやめようとしていました。そんな時にフクモリさんに会ったんです。あの時頑張れっていってくれたおかげで、今では役職にもつけて
結婚もできて、こどもも生まれました!
今度は独立しようと思っていて色々教えて欲しいです!
ハンカチで目頭を押さえつつ、お会いできて本当に嬉しいです〜(泣)
宮崎市内の高校を卒業後、福岡の福大を卒業。同じタイミングで父親の経営していた建設会社が倒産してその後父親は肝臓ガンで亡くなったそうです。そんな中上京就職して東京の大都会に馴染めずに宮崎にもう帰りたい。と思っている時に株式会社リバティープロにたまたま営業で訪れた。今の会社は地金とか宝石を扱っているということ。
こっちまで泣いた方がいいのか?
ちょっと温度感が掴めないまま、めんどくさいから一回飲みに行こうか?
東麻布にある「魚亀」が行きつけということで次の約束をしてその日別れました。
02. 早く!はやく〜!今しかないんですぅ〜!!
次の日の朝10時くらい堀くんから電話が
堀くん 「いま中国の金(キン)が!金がすごい値段で取引されています!僕に一口付き合っていただけないでしょうか!!!」
私 「どうしたどうした?今ミーティング中だけど、お金が儲かる話なら他の人にしてあげて〜」
堀くん 「今じゃないとこんなタイミング今しかないんです!このチャンスを逃さないで欲しいんです〜!!80万でいいんです!一口!僕に付き合ってもらえませんか???」
私 いや金持ち興味ないし、今度ゆっくりお話聞くから誰か他の人にその話はしてあげて〜
昨日のか細くて泣き虫の彼とは全く違うイケイケのテンションで押しまくり!全く引くこともなく永遠と金を買えとシャウトしている。。。彼の後ろで聞こえるBGMは、電話の音と怒鳴るような営業電話をしているオフィスの様子。
10分ほど電話越しに金のセールスをしてくる堀くんの受話器を「チン」と下ろしてミーティング再開。
今の電話はなんだったんだろう。別人のようだったけど、確かに昨日の堀くんだよね〜。
その日の夜、2階の行きつけのバー「サルバドール」のマスターにそのことを話すと、最後まで聞き終わる前に、
「それ、詐欺ですよ」
えええええ〜〜〜〜。そんなこと。。。
スマホで彼の会社の名前を入れて「東麻布 〇〇通商 詐欺」で検索
まぁ出てこないわな。。。やっぱり気のせいですよ。 んん? んんん?
金地金の販売業者に対して業務停止命令(3か月)
短期間で利益を得ることが確実であるかのように勧誘
これって?
消費者の勤務先等へ、「以前、親身になって相談に乗ってもらった。仕事の都合で香港に行くことになったので、その前にご挨拶に伺った。」などと嘘を言って、勧誘目的を明示しないまま訪問する。
金の売買について消費者が勧誘を断っているにもかかわらず、勧誘を続ける。
金地金の相場は変動し、将来の利益は不確実であるにもかかわらず、「2、3か月おいておくだけで40万円位必ず儲かる。」などと、嘘を告げる。
30年間の分割前払いで、契約額は数百万円から数千万円に及ぶ契約であるにもかかわらず、「あくまでも預かった金額だけでやる。」、「最低限の1口40万円だけでも協力してもらえませんか。」などと、あたかも契約額は当初の預り金のみであるかのように嘘を告げる、、、
。。。
なん〜か似てませんか?この東麻布の会社。。。
会社の名前が違うけど、代表の名前、会社の住所、全部一緒。。。。
と、いうことは。。。。
マスター 「ほらね〜、だから信じすぎですよ〜」
皆さんも気をつけましょうね〜。
そのURLリンクをコピペして彼にショートメール
「今度の食事はなしだね〜(笑)」
もちろん返事はありませんでしたとさ。
おしまい
今日の社訓
『誠実な仕事をします』
時間を守る、いただいた連絡には必ず折り返す、見積もりや提出物の納期を守る。 簡単で当たり前のことです。
ご依頼・ご質問など、お気軽にお問い合わせください。
リバティープロはあなたをお待ちしています。