海洋プラスチック汚染は、ペットボトルや魚網など

目に見えるもの以外にも広がっています。

「マイクロプラスチック」という言葉を

聞いたことのある方も多いと思います。

これは5mm以下の微細なプラスチックのことで、

魚やウミガメが餌と間違って食べてしまったり、

様々な環境汚染を引き起こしています。

 

マイクロプラスチックには、大きなものが粉砕・劣化などにより

小さな破片になったものと、

元から5mm以下の「一次マイクロプラスチック」と呼ばれるものがあります。

 

この一次マイクロプラスチックは、

私たちの生活に密接に関わるものが多いので、お知らせしますね。

以下の3つです。

 

1)洗濯中に剥がれ落ちた合成繊維

 

ポリエステル・ポリエチレン・アクリルなどの合成繊維で作られた

服やシーツなどを洗濯するたび、微細な繊維片が水に混じって流れ出てしまします。

ポリエステルのフリースを洗うたびに

114,000〜2,283,000本もの繊維が流出している

との研究発表もあるくらいです。

 

 

2)タイヤの磨耗

 

 

自動車タイヤの外側から剥がれ落ちた破片は、

スチレンブタジエンゴムという合成ポリマーと

天然ゴムやさまざまな添加物から出来ています。

磨耗したタイヤ片は、雨に流され

道路から排水溝へ…そして海に流れ出てしまします。

 

 

3)化粧品や歯磨き粉などに含まれるスクラブ

 

 

洗顔料や歯磨き粉、洗剤などに含まれる

スクラブには、プラスチックが使われている場合があります。

また、紙おむつの高吸収性樹脂の材料にもプラスチックが…

商品を買う時には、裏面の成分表示を良く確認してから購入してください。

 

(メイン画像出典:WWFジャパンより)

ご依頼・ご質問など、お気軽にお問い合わせください。
リバティープロはあなたをお待ちしています。

問い合わせる