1.2019年のニーズ〜SDGs(sustainable development goals)

21世紀を迎え、人類は解決すべきさまざまな地球環境の問題を抱えています。 地球温暖化、石油をはじめとする化石エネルギーの不足、安全な水の不足といった大きな課題を解決するためには、これまでの地球資源に依存した社会から、持続可能な社会へと、生活も産業形態も変化させていくことが大切だと考えます。


SDGs(エスディジーズ)とは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で
2015年9月、国連本部で日本を含む193の加盟国の合意で採択された「持続可能な開発目標」です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成されています。

誰も取り残さない社会を作る、地球一個分の資源で暮らす、ジェンダーレスを受け入れる社会を作る、海を守る、森も守る、など、とても人間的かつ普遍的な項目が掲げられています。

2.SDGs世界的な具体例

SDGsを取り入れた施策の具体例としては、飲食業界において2018年7月に発表された[世界的大手コーヒーメーカー,スターバックスのプラ製ストロー廃止]やアパレル業界[CHANELやヴェルサーチなどラグジュアリーブランドの毛皮使用禁止]、IT業界[アップル本社全面クリーン電力へ切り替え]などのニュースが世間に大きなインパクトを与えました。MUJIやH&Mがレジ袋をビニール製から紙製に切り替えたことも身近なニュースとして記憶に新しいかもしれません。 しかし、化粧品日用品業界におけるエシカル化は、少々難しい課題と言えそうです。



化粧品業界の成り立ちや常識的に、製品開発時に大量の水を使ったり、動物実験が行われていたり、歯磨き粉や洗顔料にスクラブ剤が入っているのが通常であり、製品を作る工程にも長い時間をかけて行うものなので、抜本的な方向転換は簡単なことではないのです。
従来からエシカルカンパニーとして存在しているLUSHなどとは異なり、マス向け商材を対象として消費者ニーズを見極めて満たす努力を経営方針としている企業ほど、その課題は大きなものとして各企業に課せられてしまいます。 そんな中でも100%エシカル化するエシカルカンパニーではなくとも、できることからエシカル活動に取り組んでいる企業は確実に増えています!

3.SDGs日本国内の具体例

例えば、KOSEの雪肌精は「SAVEtheBLUE」というキャンペーンを通じて沖縄のサンゴを守る活動をしてきましたが、10年目を迎えた2019年、森を守る活動も新たにスタートさせています。

資生堂は持続可能なパーム油の調達に取り組んでいます(パーム油とは食品や化粧品に配合されている口当たりや肌触りをよくする成分。非常に便利な成分で過剰摂取が危険視されている。昨今耳にするインドネシア森林消失のニュースも過剰なパーム油摂取に起因している)。

100%の方向転換でなくとも企業内の一部の活動からでも構わない、そういう風潮が生まれたことによって、今年は、化粧品日用品業界においてもエシカルブームが巻き起こることと思います。

4.リバティープロの取り組み

私たちリバティープロも、化粧品SPツール,WEBキャンペーンプロモーション企画制作会社として出来うるエシカル活動を実践しつつ、企業様へ提案することで持続可能な社会形成に取り組んで参ります。 


私たちができるエシカル活動
その1「エシカルペーパーご提案」
その2「エシカルデザインご提案」
その3「名刺を含む使い捨て資源の削減」

その詳細は次回以降で書き込みます!

ご依頼・ご質問など、お気軽にお問い合わせください。
リバティープロはあなたをお待ちしています。

問い合わせる